アメリカでマッチングアプリをやってみた

アメリカでマッチングアプリをやってみた

寒い季節が訪れ、新型コロナウィルスの感染者数がまた激増している。自由に外に出ることが難しくなった今、ましてや新しい出会いなどは困難な状況だ。

この手持ち無沙汰な時間を持て余し続けるのもあれなので、人生初のマッチングアプリを始めてみた。

私が使ってみたのは3つ。条件は無料で使えること。
そのほかのアプリは使ったことがないので比較できないが、実際使ってみて思ったことを簡単に紹介する。

 

 

eharmony

eharmony(イーハーモニー)は、アメリカ国内で人気の高いマッチングアプリ。その理由は信頼性だ。登録する際に膨大な質問に答える必要があるが、それだけ人の趣味嗜好を細かく分析しマッチングに役立ててくれており、真面目にお相手を探したい人におすすめ。質問が多いらしいという理由で最初はちょっとめんどうだなと思っていたが、実際に登録作業をやってみると20分ほどで完了し、そんなに大変な作業でもなかった。

ただ実際に登録してみて分かったのだが、eharmonyは有料会員になってこそ魅力を味わえるアプリのようだ。というのも、私のプロフィールを分析した結果マッチしそうなお相手候補が表示されるのだが、無料会員の場合、お相手の写真にモザイクがかかっていて明瞭に見せてくれない。はっきりと顔を見たいなら有料会員になってくださいということのようだ。

別に顔がすべてではないが、お相手を判断するうえで顔は重要な要素の一つである。私の場合は有料会員になるほどの熱量がないので、eharmonyの使用はここで断念せざるを得なかった。

Coffee Meets Bagel

Coffee Meets Bagel(コーヒー・ミーツ・ベーグル。以下、CMB)も、アメリカのマッチングアプリの一つ。個人的にはとても使いやすく、おすすめしたいアプリだ。いくつかの質問に答えて登録すればマッチングをスタートできる。

このアプリのいいところは、自分のペースで進められるところ。ほかのマッチングアプリだと誰でも簡単にメッセージを送ることができるのだが、CMBはお互いがマッチするまでメッセージのやりとりができない。気になる相手を見つけたらハートを送ることができ、お互いがマッチした時点でチャットルームが開かれる。このチャットルームを使えるのは、実は1週間のみ。その間にお互いのことを知り、もっと喋りたいと思ったらお互いに連絡先を交換して、あとは個人間でどうぞというスタイルだ。自分が興味のない相手からは一切連絡が取れないようになっているので、煩わしさがない。

また、CMBのもう一つの良いところは、毎日決まった時間におすすめのお相手候補が送られてくる「Suggested」機能があること。アルゴリズムで計算し、自分とマッチしそうな候補者を毎日5〜10人ほど提案される。ハートを送るかスキップするかで毎日候補者を振り分けていくことでアルゴリズムが学習し、さらに好みに合った候補者を提案してくれる仕組みとなっている。

Suggestedで送られてきた候補者に関しては、自分にハートを送ってくれたどうかまで見ることができる。ただし、Suggested以外でハートを送ってくれた人たちの履歴を見るには、有料会員となる必要がある。そのほか、コーヒー豆を集めて特典を受けられる機能などもある。

 

 

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Pairs

Pairs(ペアーズ)は日本国内のマッチングアプリなので、知っている人も多いだろう。日本に住んでいる人はもちろん、アメリカ在住の日本人と出会いたい人におすすめ。また、外国人の登録者もいるので、日本に興味がある外国人と付き合いたい人にもおすすめだ。

ペアーズは会員数が多く、真面目に出会いを探している人が多いので安心感もある。実際使っていても、変なメッセージや怪しいメッセージが来たことはなく使いやすいと感じた。相手とのマッチング度をパーセンテージで表してくれるのも良いところ。また、ペアーズにはスポーツや映画、趣味、好きな漫画などの「コミュニティ」機能がある。自分が興味のあるコミュニティに登録しておけば、コミュニティを通して気の合う相手を見つけることも可能だ。

注目のお相手や自分に興味を持ったお相手、同年代のお相手など、探す方法もさまざまで、いろんな方法で探せるのが楽しい。

登録する前に各アプリの傾向をチェック!

マッチングサービスは、アプリによって年齢層や職業などの登録者の傾向や特徴が異なる。自分の希望と合わないアプリに登録して失敗することのないように、事前にある程度調べてから登録するのがおすすめ。