LAダウンタウンの定番観光スポット

LAダウンタウンの定番観光スポット

アメリカで2番目の大都市・ロサンゼルス ダウンタウンと聞いて、何を思い浮かべるだろう。

中心街に並ぶ飲食店やコンサートホール、美術館、リトルトーキョーなど、町を賑わすスポットが密集するこの一帯は、かつては「夜は絶対に出歩くな」といわれるほど治安の悪いエリアだった。しかし、近年の再開発で近代的な高層ビルが次々と建設され、今は活気のある魅力的な町へと変貌を遂げている。

ロサンゼルスで暮らすなら車は必須だが、このダウンタウンの周辺はバスや列車での移動が可能だ。観光スポットも至近距離に点在しているので、徒歩で散策するのも楽しいだろう。ダウンタウンに来たならぜひ訪れていただきたスポットを紹介する。

 

ランドマークのロサンゼルス市庁舎(City Hall)


まずは、ランドマークとなっているロサンゼルス市庁舎へ。1928年に建てられたこの重厚な建物は、1964年まではロサンゼルスでもっとも高い建築物だった。市庁舎の27階には展望デッキがある。中に入るには身分証明書の提示と手荷物検査が必要となるが、無料で入れる隠れスポットだ。展望台には360度のパノラマが広がり、ロサンゼルスの町全体を見渡すことができる。

 

Grand Parkでゆったりした時間を


市庁舎と向かい合っているGrand Parkは、中心に噴水がある大きな公園。芝生の上で寝そべる人々に混ざって、のんびりと過ごしてみるのもいいだろう。週末には野外ステージを設置してライブが開催されており、ヒップホップやレゲエ、ロック、クラシックなどが辺りに響き渡る。

 

ウォルト・ディズニー・コンサートホール


公園を北西へと進むと、文化エリアが広がる。まず目の前に見えるのは、「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」。曲線を描くステンレススチールの外観が特徴的な洗練された建物は、建築家のフランク・ゲーリーが設計したもので世界的に高く評価されている。ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、さまざまなコンサートを開催。コンサートホールの見学ツアーも実施されているので、参加してみるのもおもしろいだろう。2階には都会の喧噪から一瞬にして解放される空中庭園もあり、鳥のさえずりや葉の擦れる音などに耳を澄ませば、気分は大自然の中だ。

 

LAの新たな美術館「The Broad」


コンサートホールの横に位置するのは、2015年にオープンした現代美術館「The Broad」。ロサンゼルスの大富豪が造ったこの美術館の外観も、かなり独特で印象的だ。アンディ・ウォーホルや草間彌生をはじめ、著名なアーティストの作品を見ることができる。その人気は衰えることを知らず、休日には2〜3時間並ぶこともあるので事前予約がおすすめ。
※詳細は、7月20日投稿の記事「いま注目の、LAの新たな現代美術館『The Broad』」を参照。

 

我らが日本人街「リトルトーキョー」


リトルトーキョーは、市庁舎のあるエリアから南東へ10分ほど歩いた場所に位置する。日本の食材やコスメ、日本食レストランなどが密集した日本人街だ。日系人というよりは、アメリカ人や他国から来た旅行客の観光スポットとなっている。みやげ物店が多数あり、日本製の日用品なども売っているので、アメリカ在住の日本人にとってもありがたい。エリア内には二宮金次郎像があるので、ぜひ探してみてほしい。

 

今注目のアート・ディストリクト


LAのダウンタウンエリアの中でも今注目を集めているのが、アート・ディストリクト。リトルトーキョーからさらに南東へ5分ほど歩いた所に位置するこのエリアは、古い倉庫街をアーティストの表現空間として開発したものだ。建物の壁や改装された倉庫など、至る所でアート作品が見られ、町全体がミュージアムのよう。町なかを歩いていると、『ラプソディー・イン・ブルー』が聞こえてきそうだ。おしゃれなカフェでコーヒーを飲んで、町に溶け込むのも一興。

このほかにも、国家歴史登録財に登録されている「Richard Riordanセントラル図書館」や、メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースのメインスタジアム「ドジャースタジアム」など、見どころは数えきれない。ダウンタウンは1日かけて楽しめる、活気溢れる町だ。

旅行雑誌、情報誌の編集者兼ライター。人種や文化の違いに興味があり、世界中の国々を旅行しては、その地で見た美しい風景や人々、おもしろいと感じたものを写真に収める。